非常用発電機を設備しているホテルや旅館、災害時に地域住民のシェルターとしての役割<『旬刊旅行新聞』(9月11日号)編集長コラム>

『旬刊旅行新聞』(旅行新聞新社)は1979年に創刊された、観光業界全般の総合専門紙だ。増田剛編集長執筆の「編集長コラム」は、およそ10日に1回のペースで更新されている。9月11日号で増田編集長は、コロナ禍にあって、災害時に通常の避難所の収容が限界に達する事態に触れ、ホテルや旅館がシェルターとしての役割を担う可能性に言及している。「自宅よりも安全なエリアに立地し、頑丈に造られているホテルや、旅館など宿泊施設に避難することは、身の安全のためには理に適っている。非常用発電機を備えている施設も多いし、食料や飲料水もある」と記している。非常用発電機が、肝心の「非常時」に正常に稼働するかどうかは、定期的に負荷試験を実施しているかどうかにかかっている。

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