オンラインセミナー”「いのち」を守る電気セミナー”開催のご報告と動画版の公開

(株)アステックスは、10月13日、20日、27日に、「非常用発電機を『非常時』に確実に稼働させるために」と題してオンラインセミナーを開催しました。

ご参加いただいた皆さん、誠にありがとうございました。

■開催趣旨

・全ての社会インフラの根幹を支える「電気」
平成30年12月に閣議決定された「防災・減災、国土強靭化のための緊急対策」の基本的考え方には、「防災のための重要インフラ等の機能維持」、「国民生活を支える重要インフラ等の機能維持」が掲げられています。
「電気」は全ての社会インフラを根幹で支えています。河川、道路、港湾、水道、通信、鉄道、医療施設などのインフラは、「電気」がなければ、その運用に多大な支障を来します。防災のためのインフラも、国民生活を支えるインフラも「電気」がなければ機能しないことは、前述の国土強靭化のための緊急対策にも明記されています。

・非常用発電機、「非常時」に動きますか?
緊急対策の中で停電対策として病院、各水道施設、エネルギー施設、物流関連施設、通信施設など、非常用発電機の増強、新設が掲げられています。
では、非常用発電機を設置したら緊急対策は万全でしょうか。もし、災害などの「非常時」に非常用発電機が稼働しなかったら、どうなるでしょうか。近年、頻発する地震や台風による水害などで、非常用発電機が稼働しなかったという事実が多く報告されています。

・非常用発電機には定期点検と性能確認が欠かせない
なぜ、このような事態が発生してしまうのでしょうか。非常用発電機は高価であり、定期的に点検を行い必要な整備を実施し、既定の性能を発揮できる「性能確認」による評価が欠かせない設備です。整備や性能確認による評価を怠っていたので、「非常時」に稼働しない非常用発電機になってしまったのです。
当セミナーで非常用発電機の保守のあり方を再認識し、二次災害を最小限に防ぎ、人々の暮らしを、命を守ることに貢献できれば幸甚です。


10月27日に開催したオンラインセミナーを収録しましたので、公開します。


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