誰でもできる!当社が実践している新型コロナウイルス感染症対策の基本

皆さんこんにちは、当社では新型コロナ感染症対策の一貫として、マスク、手洗いの徹底、リモートワークの導入に合わせて生活スタイルの改善も推奨しています。現在、麻布大学名誉教授の鈴木潤さんがメディアへ寄稿された内容に基づいて、生活スタイルの改善にも取り組んでいます。

一つ目は「食事」である。
免疫細胞はもちろん、腸への病原体の接近を防御する粘液などは、私たちの食べるものから作られる。だからこそ、そうした材料となる物質を多く含む食品を選んで食べることが、腸内環境の機能を高めることにつながる。例えば、ヨーグルト、納豆などの発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌など、免疫細胞を活性化させる善玉菌が含まれている。また、これらの善玉菌を腸内で育てる食物繊維、オリゴ糖などの摂取も大切である。最近の研究では、新型コロナウイルスの感染者には、腸内の善玉菌が不足していることが分かっている。善玉菌の数や種類を増やすための食生活を心掛けることは、重要なのである。さらに、腸の動きやストレスの緩和、幸福感と関係するセロトニンの材料となるのは、必須アミノ酸であるトリプトファンだが、これは、カツオやマグロ、牛乳、ダイズなどに多く含まれる。ともあれ、そうした食品をバランス良く摂取することが大切である。

二つ目は「運動」である。
私たちの身体を構成する細胞は、酸素のある条件下で初めて生命活動ができる。だからこそ深呼吸で新鮮な酸素を取り込んだり、適度な運動によって血流を促進させ、全身に酸素を巡らせたりすることが大切である。気持ち良いと感じるくらいの運動は、自律神経にも影響を与え、腸の活性化にもつながることが知られている。

三つ目は「睡眠」である。
睡眠不足は体内時計を狂わせるだけでなく、自律神経の働きを乱し、腸内環境にも悪影響を与えることが近年、分かり始めてきた。腸内細菌は、私たちの睡眠中に活発に動くことが知られており、睡眠も大切な要素となる。

四つ目は「心の安定」である。
日光浴をしたり、気心の知れた友と会話したりして心が安らぐと、脳ではセロトニンが分泌される。脳と腸は互いに連携しているので、人生の充実感となるだけでなく、腸内の動きを活性化させることにつながる。

緊急事態宣言が延長されましたが、皆さまのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

株式会社アステックス従業員一同

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