【NHKの記事紹介】神奈川県警本部で非常用発電機の点検中にトラブル発生

■報道概要

NHK(2022年11月14日  13:15)によると、2022年11月13日に、神奈川県警本部の「庁舎の電源を非常用電源に切り替えて正常に作動するか点検していたところ、一時、庁舎の電源が落ちるトラブルがあり、交通管制システムの一部に障害が起き」たとのことです。
これにより、43ヶ所の信号機に影響が出たとのことで、「警察官が手動で信号の制御機を動かし」たとしています。

この記事での課題は、非常用発電機から電力を送電する設備である「実負荷」により非常用発電機の作動状況を確認したところです。
非常用発電機からの送電の確認も必要ですが、今回のケースでは送電がうまくいかず、一部の信号機等に影響したとのことでした。
人命にかかわる大事故に至らず不幸中の幸いでしたが、模擬負荷を使う負荷試験の重要性を再認識させられる事案かと思われます。

NHKの記事をぜひご一読ください。

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