負荷試験の現場から その95

現場:都内某オフィスビル
発電機:750kVA(600kW)/6600V
実施概要:非常用発電機の100%負荷試験を実施

【現場担当者からのコメント】
毎年、冬に実施している案件になります。
高層ビル街特有のビル風が強く吹いており、気温も低い日でしたが、天気には恵まれ、無事に終了することができました。
非常用発電機の負荷試験は、消防法によって、30%以上の負荷を30分以上かけて行い、報告することと定められており、この最低限の負荷試験を希望されるお客様が多いのですが、こちらのビルでは毎年、100%の負荷を90分連続でかけて試験を行っています。
高負荷をかけることで、最大まで出力を上げていく段階でなければ見つからない不具合を発見することができ、これにより、その後の故障や火災を防ぐことに繋がるため、弊社としても、より安全に使用できる高負荷運転を推奨しています。
試験終了時には、「来年もまたこの寒い時期に行いますので、よろしくお願いします。」とお客様から申し訳なさそうにお声掛けいただき、現場を後にしました。
今後も、お客様に満足いただけるように、誠心誠意、対応してまいります。

近隣オフィス街

前の記事へ TOPへ